リトミック


リトミックって?

 

リトミックとは、スイスの音楽家であるエミール・ジャック=ダルクローズが創案した教育です。

 

リトミックはけっして音楽教育のためのものではなく、

音楽と身体を使った“子どもの能力を見つけて引きだす”教育です。

 

ものを「見て」「聴いて」「触れて」感じとり、感動することが出発点となります。

感じたり感動したりすることが「考える」ことに結びつき、

「想像」や「創造」へとつながっていきます。

   

 

実際にどのような学習を行うの?

 

リトミックでは、自然・季節・動物・植物・生活など

幼児の身近なものをテーマにし、

「五感で感じたこと」を、「頭で」よく考えて、「身体全体で表現する」

心身一体の教育です。

 

決まった振り付けを練習するのではなく、

音楽を聴いて各自が自由な表現をします。

 

音楽も決められたものではなく、

こどもの動きを見ながら先生が即興で演奏したりします。

 

 

どのようなことが身につくの?

 

「感じる心」は、注意力や集中力に依存します。

先生の音楽を注意深く聴き、即時に反応し、全身で表現することで、


即時反応力
注意力
集中力
記憶力
思考力


  などを養います。

 

即時反応表現は、次は何をやる、その次は何をする・・・などと

決められているものではありません。

 

リトミックがお遊戯と違う点はここにあります。

 

何を表現するにも音楽をよく聴き、

その音楽の変化に即時に反応しながら表現していきます。

 

「見て、聴いて、触れるすることを理解する」のは、

比較的簡単にできます。

 

しかし、「理解したことを表現し、行動に表す」ことは

大変困難なことなのです。

 

これをリトミックを通して心の中にある想像を目覚めさせ、

思ったことをそのように表現できるように心と身体を一致して可能にしていきます。

 

 


お教室

 現在常設リトミック教室は行っておりません。

サークル活動の皆様や子育て支援団体さんを通じた単発でのリトミックワークショップを随時行っています。

 

 また、発達がゆっくりなお子さん向けの音楽(楽器活動などを取り入れたプライベートレッスン)のご相談を受け付けておりますので

お問い合わせください。